2012年6月20日水曜日

ロゼッタストーンを使っていて最近思う良いところ

なんか最近、ロゼッタストーンがあまり良くないように聞こえる記事を書いていることが多いですが、もちろん良い所もあります。

最近感じている良いところとしては、アメリカ英語についてはスタジオの枠が多いです。
予約だけしておいて、キャンセルしない人がいるのではないかと以前書いたことがありますが、中にはちゃんとキャンセルしている人がいるようで、枠のなかったところにポコッと枠が出現することがあります。こういうのは直近の時間のことも多く、その時の気分や都合で受けられるので重宝します。
先日、暇な時にそういう枠を見つけて、ちょっと暇つぶしに出席したことがあります。暇つぶしみたいなものなので、基本的に他のメンバーに任せて、自分はおとなしくしておこうと気楽に構えていたのですが、いざ参加するとコーチとマンツーマンになってしまいました。ひょっとすると、キャンセルで枠が出たのではなく、コーチ側で新しい枠を作って、人数が集まらなかっただけかもしれません。
ちょっと暇つぶしのつもりが、思いのほか忙しくなって、しかもコーチがしっかり教えてくれる人だったので、良かったのか悪かったのか、その時、眠たかったのが、これですっかり目覚めました。
ロゼッタストーンのスタジオは、マンツーマンや少人数でレッスンを受けることができるチャンスがあります。チャンスがあるというよりは、否応なくそういうことになってしまいます。マンツーマンというと不安に思う人がいるかもしれませんが、通常のスタジオと変わりありません。ただ、通常のスタジオよりは密度が濃くなります。通常のスタジオの方が他の人の順番を待っている間が少し暇ですので、これはこれでいいのではないでしょうか。

スタジオレッスンはその時のコーチや参加者の構成によって、雰囲気と印象が変わります。
コーチと参加者が誰になるかは、ふたを開けてみるまで分かりません。半ば強制的にマッチングされます。
自分と合うメンバーであれば、楽しいスタジオになります。そんなときは、単に語学の練習というだけでなく、スタジオのメンバーと共に過ごした時間に充実感を感じます。
他の人が答えているときも、無関心ではなく、なるべく耳を傾けていいリアクションをしてあげたりすると、相手も気持ちよくなってくるので、時にはそんなことも考えるとより良いスタジオになると思います。これが通じないこともありますが、そんな時は、肩をすくめて、両手の手の平を相手に見せるポーズでもして、そういうスタジオもあると割りきりましょう。

スタジオはそのように毎回、趣が変わります。コーチも老若男女、様々です。だいたい30~40歳くらいが中心のように思います。学生という年齢ではありませんし、しかもネイティブの発音でゆっくり話してくれるので聞き取りやすいです。

スタジオがあることでコースが見劣りするようになってきていますが、しかし、なんといってもコースの存在は大きいです。私の場合、最近はスタジオが中心になっているのと、やるときはまじめにやるので、なかなかコースが進みません。
コースは基礎を理解するのには有効な方法のひとつであることにちがいありません。
ひょっとすると、スタジオだけであればロゼッタストーンを購入しない手もあるかもしれません。他のオンラインサービスやその他の手段も候補になるためです。コースの存在はロゼッタストーンのアドバンテージとなります。
語彙が少ないのや文法の説明が少ないのも、あの方法から考えると仕方のない面があります。やたら単語の出題が多かったり、しつこく文法の問題を出されると、さすがに飽きてきますから。
一部が異なる複数の例文を出し、学習者本人に違いを気づかせることで文法を学ぶ方法は、学習者が学ぶべきポイントを当然に意識することになるのですから、効果がないわけありません。
ここはこうであると受け身では説明されませんが、ここはこうであると自らが発見し理解するのです。気づかせるためには例文をたくさんこなす必要がありますが、マウスクリックや音声認識といった単純でスピーディな操作方法とすることで、ストレスなく軽快に進めていくことができます。
テンポよく進むコースでも、嫌になりかけるほどボリュームがあるのですから、語彙や文法の網羅性という意味では限界に近いのかもしれません。いたずらに分量を増やすと継続することが難しくなってきます。